筋トレする→身体が重くなる。
というイメージがありませんか?
それはあっています。
だけど少しちがっています。
筋トレ=ウエートトレーニング
と考えた場合、体は重くなります。
パワーはつきますが、やっぱり動きは重くなり鈍くなります。
筋トレ=骨盤トレーニング(骨盤周りの筋力を鍛える)
と考えた場合、体は軽くなります。
手足を自在に動かすことを目的にした体幹系のトレーニングで骨盤周りを鍛えれば身体は軽くなります。軽く自在に動かすことを目的にしているので当たり前ですが、、、
骨盤トレーニングでパワーアップできるの?
イエスでもあり、ノーでもある。
何を得たいのか?
何をもってパワーアップとするのか?
で答えが変わってきます。
骨盤トレーニングで得られるのは、
・倒れにくい身体
・自在に動かせる身体
・軸がしっかりした身体
強いキック力、投げるボールのスピードアップ、ボールを打った時のパワー、ジャンプ力、週発力、走力
この辺りを望むなら、骨盤トレーニングだけでは足りません。
骨盤トレーニング+目的に合わせたアウターのトレーニング
が必要になります。
うーん。なんだか一気に重たくなりますね。
でも安心してください。
練習していれば、ある程度競技に合わせた筋力が付いていきます。
つまり、目的に合わせたアウターのトレーニング。
はクラブや部活の練習である程度カバーできているんですね。
だから、あとは骨盤トレーニングをコツコツとやりましょう。
週2回程度でOKです。コツコツ積み上げていくと1年後にはかなり成長していることと思います。
さらにこだわるのであれば、バランスを考えたMCCトレーニングがおすすめとなります。(通常の競技の練習ではつく筋力には偏りがありますので、そこを修正しながら、必要な筋力も伸ばしていくともっと上を目指せると思います。)
逆に練習だけではダメなんでしょうか?
元々骨盤周りが強い選手は練習だけでも成長していきます。
だけど骨盤周りの筋力が強くない場合、練習して身体が大きくなったとき、重たくなります。。。つまり、成長に伴って重たくなっていくのです。何もしないと。。。
この記事はあくまでトレーナーとしてフィジカル面の成長についてのみに絞って書いています。
競技ごとのスキルについては指導者さんに聞いてくださいね。