- 腰を痛めたので腰痛ベルトを探しているけどどれが自分にあってるのかわからない
- 安いのと高いのがあるんですが、何が違うんですか?
- 産後の骨盤ベルトがあるけどこれでも良い?
高いのと安いのとの違い
一番は材質の違い。
安いのはやはり耐久力に欠けることが多いです。慢性腰痛やヘルニアなど長期に使用を予定している場合は3000円程度はするものを選ぶとある程度の材質のものを使っています。
あとはデザイン性やブランド代金の割合が高くなります。
腰痛ベルトを選ぶ判断基準
「ギックリ腰のとき」
これは安くて良いものです。1300円くらい。2000年代なら4000円ぐらいの商品クオリティ。良い時代になりました。
- できれば腰を支えるステーが入っているタイプがおすすめ。
- バンドは2段階になっているものの方がガチっと締まります。
- ギックリ腰が治るまで保てば良いので耐久力は低めでもOK(迷ったら安い方で良い)
「慢性腰痛でお悩みの方」
最近人気のタイプです。キューっと締め上げるので腰が軽くなります。細くはないのでウエイトトレーニング程度の運動ならOK。だけど腹筋落ちるので長期的には腹筋や体幹の筋トレが必要です。上手く活用していただければ。これでも十分だとは思いますが、スポーツ用の方が細いです。動きのあるスポーツやお仕事で腰ベルトをしたい方はスポーツ用の方がおすすめ。
「スポーツ用。ガッチリタイプ」
広告では、締めてトレーニングすると「くびれ」ができる。と言ってますが残念ながら多分そんなことにはなりません。むしろ腹筋緩んじゃうので腹周りのトレーニングは必要です。本来の腰のサポートは強力ですので運動はしやすくなります。
「運動時の腰ベルト。」としては超優秀ですが、「巻くだけでクビレができるダイエットグッズ。」ではありません、広告が煽り過ぎなのが残念。通常版より細いので動きやすいと思います。
「予防目的なら、薄手タイプもあり」
「今は特に痛みはないけど不安だから何かしておきたい方。」にはこちらがおすすめ。
- 長く使うことになるので良い物を
- 動きやすさ重視なら細いタイプがおすすめ
- スポーツをするときにしたい場合も細いタイプがおすすめ
産後の骨盤矯正用
多くは産婦人科さんなどで購入されていますよね。
きちんとした作り物がほとんどですので、それを腰痛用のベルトに転用してもOKです。
結論
サラシを使おうが、オーダーメイドのベルトを使おうが、骨盤にきちんとテンションがかかっていれば腰痛ベルトのサポート効果はほとんど変わりません。ただ、サラシでサポート効果を出すためにはそれなりの練習が必要です。。。1000円代のベルトでも最近は補助ベルトありでステーも入った良いものが出てきました。(ひどいものもたまにありますが、、、)
慢性腰痛で運動される方は細めのものを。予防目的ならスパッツタイプもあります。
根本的には体幹一周鍛えることが大切(腹筋、腹斜筋、腹横筋)。特に腹横筋鍛えると腰痛耐性が爆上がりします。また、腰を効かせすぎないような身体の使い方をしていくことが大切です(体幹全体で支える)。でも理想は遠くなかなか近づけないのも現実(汗)。
「ベルトで治る。」ことはありません。スパッツタイプはともかく腰痛ベルトすると腹筋効かせなくても動けてしまうようになるのでむしろ腹筋が落ちます、長時間長期に使用していると腹に力も入りにくくなり鍛えにくくなります。「トレーニングのときだけ。」「週に1回は体幹トレをする」など理解したうえで上手く活用してください。